PuTTYの右クリック事故を防いだ
PuTTYを使っていると、まちがえて右クリックしちゃってクリップボードの中身がぶわあああってペーストされてうわあああってことがまれにあるんです。
右クリックでのコピペ動作自体を無効することもできるけど、なんだかんだ右クリペースト使うので、ペースト直前にクリップボードの中身を確認することで事故を防ぐ、というお話。
まず、AutoHotkeyをインストールしておきます。AutoHotkeyはいろいろできてすごいっす。
次に、以下のスクリプトをコピペして保存しておきます。拡張子は.ahkとします。注意点として、UTF-8 BOM付きで保存する必要があります。(BOM付きじゃないと日本語が化ける)
BOM付きでの保存がよくわからない方は、とりあえずMeryなんかを使ってコピペして保存すると、保存するダイアログで選択できます。
保存したら、.afkファイルをAutoHotkeyで開きます。するとAutoHotkeyがタスクトレイに常駐するはずです。
PuTTY側でも設定をしておきます。
- afkスクリプトでは、ウィンドウタイトルでPuTTYのウィンドウだということを判別しているので、「Window title」に"PuTTY"という文字列をいれておきます。
- 接続したサーバ側からウィンドウタイトルを変更されないように、「Disable remote-controlled window title changing」にチェックをいれておきます。
ここまで設定すると、PuTTYで右クリックするときに警告ダイアログを出してくれます。改行は改行文字(↵)で表示されるので、「ペーストしたらコマンドを実行しちゃいますけど?」といったことも確認できます。
まあ確認ダイアログ出しても、勢い余ってペーストしちゃうことあるんですけどね。